パラ駅伝連覇を報告 栃木県選手らが知事訪問

 障害者と健常者がたすきをつなぐ「パラ駅伝 in TOKYO 2018」で2連覇を達成した本県チーム「ベリーグッドとちぎ」の選手、スタッフ計11人が29日、県庁を訪れ、福田富一(ふくだとみかず)知事に優勝を報告した。

 視覚障害者クラスのマラソンでパラリンピック出場経験のある加治佐博昭(かじさひろあき)選手(43)は「チームの売りはチームワーク。エース級はいなくてもスタッフを含め各自が負けない強さを持っている」と勝因を語った。自身は1区を2位でつなぎ、優勝に貢献した。

 初出場した県立聾(ろう)学校中学部2年、後藤瑞稀(ごとうみずき)選手(14)は「学校ではバレー部だけど、優勝で陸上の楽しさに目覚めた」と笑顔を見せた。監督を務めた特別支援学校宇都宮青葉高等学園の服部(はっとり)隆志たか(し)教諭(51)は「パラ駅伝の大きな狙いは、パラスポーツに関心を持ってもらうこと。駅伝の好成績が他の団体の励みとなればうれしい」と期待を込めた。

 福田知事は「選手、スタッフが連携して勝ち取った優勝。ぜひ3連覇を目指してほしい」と激励した。

 大会は日本財団パラリンピックサポートセンターが主催。3回目の今年は3月4日に都内で開かれた。視覚や聴覚などに障害のある人と健常者の計9人(伴走者1人含む)が8区間でそれぞれ約2・5キロを走りタイムを競う。今大会は、ラオスの1チームを含め計17チームが出場し、本県は1時間24分8秒で2連覇を飾った。