【那須雪崩事故】引率教諭ら立ち会い現場検証 危険箇所はドローン活用

 那須町湯本の国有林で昨年3月、登山講習会中だった大田原高の生徒7人と教諭1人の計8人が死亡した雪崩事故で、県警は29日、生徒らを引率した教諭を立ち会わせ、業務上過失致死傷容疑で現場検証を行った。斜面などでの安全確保の観点から、小型無人機「ドローン」を活用して事故当時の状況を確認した。教諭立ち会いの現場検証は初めて。

 県警は事故後間もない昨年3月30日にも現場検証を行っている。事故から1年が経過し、現場の雪の状況などが当時と近い状況にあることから、改めて現場検証を行うことを決めた。県警捜査1課や那須塩原署の捜査員ら30人態勢。引率教諭ら複数の教諭が立ち会い、午前9時ごろから午後3時半ごろまで実施した。

 ドローンは、山岳遭難救助などでの活用を目的に県警が昨年12月に導入した。事件捜査で活用するのは初めて。検証中の安全を確保するため、危険箇所ではドローンによる上空からの映像を確認しながら、訓練の経路や参加者の位置関係などを確認した。