栃木国体に向けた就職支援、内定第1号はライフルの井黒(日大) 県教委が仲介、北綜警に

 2022年栃木国体に向けて、有望選手や指導者の県内企業への就職を支援する県教委の「とちぎアスリート・キャリアサポートセンター」で、同センターの仲介による就職内定第1号が26日までに決まった。ライフル射撃の強豪・日大4年井黒友斗(いぐろゆうと)(22)で、今秋に北関東綜合警備保障(宇都宮市)に入社する。井黒は「可能性に期待していただき感謝。まずは(今秋の)福井国体で優勝し、恩返しがしたい」と意気込んでいる。

 同センターは官民一体で組織する「県競技力向上対策本部」が昨春設置した。栃木国体での天皇・皇后杯獲得を目指し、採用意向のある企業、就職を望む選手ら双方の情報を提供し、マッチング活動を行ってきた。

 井黒は金沢辰巳丘高(石川)で競技を始め、3年時に全国高校選手権男子エアライフル10メートル立射60発で5位。大学でも2015年ジュニア世界大会(ドイツ)で3位、17年7月の学生選抜大会で4位入賞の実績がある。

 大学卒業後も競技を継続できる道を探す中、日大の先輩で昨秋の愛媛国体で優勝した小林郁弥(こばやしふみや)に相談。同センターを紹介され、就職先として自らも勤務する北綜警を勧められた。既に宇都宮市内に生活拠点を移し、練習を続けながら大学卒業まで都内に通学する。