市職員出張はJR烏山線で 18年度から那須烏山市 率先し利用「地域の足」PR

 【那須烏山】JR烏山線の利用向上に取り組む市は2018年度から、市職員が宇都宮市などに出張する際、できるだけ同線を利用するよう促す。職員が率先する姿勢を示すことで、市民が同線を利用する機運をさらに高めるとともに、「地域の足」としての重要性を広くPRする狙い。旅費精算の手間を省くため、市が同線の回数券をあらかじめ購入し、利用する職員に交付する仕組みとする。

 市は、同線利用者の減少によって存続が危ぶまれる状況に陥ることを危惧。JR東日本に要望を続けているIC乗車カード「Suica(スイカ)」の同線への導入も、利用者数が壁になっていることから、利用向上に取り組んでいる。

 今回新たな試みとして職員の出張に着目。市まちづくり課によると、宇都宮市の県庁での会議などに職員が出席する機会は少なくないが、これまではほぼ車での移動だったという。

 同課は「移動手段を見直し、業務に支障がない場合は電車を極力使ってもらいたい」と説明。18年度一般会計当初予算で、烏山−宇都宮駅間の100往復分の回数券代などとして約22万円を計上した。