開庁を待つ大田原市役所新庁舎(市提供、小型無人機から)

 【大田原】本町1丁目の市役所新庁舎が4日、仕事始めに合わせて開庁する。弓の名手那須与一(なすのよいち)をイメージしたアーチを描く外観とガラス張りの壁面が特徴。旧庁舎が東日本大震災で使用できなくなったことを教訓に「震災復興の総仕上げ」と位置付け、防災拠点としての機能を充実させた。

 鉄骨造り一部鉄筋コンクリート9階建て(執務室は8階まで)で、延べ床面積約1万平方メートル。総事業費約57億円。

 1階の柱の上に免震装置を配した「柱頭(ちゅうとう)免震構造」で、建物が最大60センチずれて揺れを吸収、東日本大震災級の地震にも対応する。同震災時に計画停電で事務が滞った経験を踏まえ、自家発電機も設置。室内の天井には軽い素材で安全性に優れた「膜天井」を使った。