日光への観光客、初の1200万人超え 2017年

 2017年に日光市を訪れた観光客数(入り込み数)は前年比6・2%増の1209万8713人に上り、06年の5市町村合併以来最多で初の1200万人台に達したことが23日、分かった。外国人宿泊客数も前年比10%増の10万1704人で過去最多となった。同日の定例記者会見で斎藤文夫(さいとうふみお)市長が発表した。市は「日光東照宮の陽明門の公開や国を挙げたインバウンド(外国人誘客)の効果」としている。

 市によると、入り込み数は東照宮の400年式年大祭で注目を集めた15年を上回った。地域別では日光地域が約604万人と半数を占めたほか、藤原地域は前年比16・9%増の約234万人と市内5地域で最高の伸び率となった。

 東武鉄道のSLや新型特急の投入、JRグループの大型観光企画「栃木デスティネーションキャンペーン(DC)」のプレDCによるイベント開催が押し上げに貢献したとみられる。

 外国人宿泊客数は2年連続で最多記録を更新。統計が始まった07年以降、初の10万人台となった。台湾をはじめとしたアジア圏が前年とほぼ同数の約6万5千人となった一方、北米、欧州、オセアニアの3圏は前年比44・9%増の2万9235人と急伸した。