「歩いて楽しい街」つくろう 宇都宮で交通まちづくりシンポ、LRTも議論

 【宇都宮】交通まちづくりシンポジウム(県LRT研究会作業部会など主催)が22日、大通り1丁目の宇都宮共和大で開かれ、企業や自治体関係者、市民など約120人が誰もが快適に移動できる「歩いて楽しい街」について考えた。

 京都大大学院工学研究科の藤井聡(ふじいさとし)教授が「公共交通とクルマの『かしこい』付き合い方」と題して講演。車道を減らし歩道を拡張した京都の四条通がにぎわいを創出している例を挙げ、「公共交通が充実した街はお金が街の中で回る。雇用が増え、結果的に人口も増える」と指摘した。

 また、市などが進める次世代型路面電車(LRT)については「新幹線が通る街はポテンシャルがある。そのエネルギーを街全体に届けるためには毛細血管が必要。軌道整備は政令市への切符になる」と語った。

 続くパネルディスカッションでは、藤井教授と市の吉田信博(よしだのぶひろ)副市長らが討論した。