「子どもの居場所」福祉施設の一角に初設置 食事や入浴支援 栃木

 【栃木】育児放棄(ネグレクト)など児童虐待の状況にある要支援児童に対し、放課後や夏休みなどの居場所を提供する「子どもの居場所」が4月1日、市内の福祉施設の一角に初めてオープンする。市が福祉団体やボランティアに運営委託し、食事や入浴、学習など生活習慣を支援する。

 市が今月15日までに認知している29年度の虐待件数は225件。こうした背景を踏まえ、新年度から本格的に始まる県の「子どもの居場所づくりサポート事業」に併せて市でも取り組みを進める。

 居場所の開設は、2014年度から3カ年のモデル事業を実施してきた日光市、宇都宮市などに続き県内では8カ所目となる。支援対象児は市内の0~18歳。県南児童相談所や医師、学校関係者でつくる要保護児童対策地域協議会が支援の必要な児童の選定をする。