「大変革期」果敢に挑戦

 

 創業から32年、雇用を通して社会貢献する「雇用創造」を社是としてきた。これを守り、さらに追求していく中でも、「今年は大きな変革の年になると捉えています」と気を引き締める。

 これまで関東を中心に人材派遣・紹介を行ってきたが、仙台、名古屋に新たな拠点を設け、エリア拡大に取り組んでいる。特に名古屋では、大手自動車メーカーグループとの取引が実現したため、昨年11月に営業所を開設。今年さらにその充実を図る。グループに参入できたことで、今後の取引拡大に期待を寄せる。

 「東海エリアで関東同様の体制づくりが成功すれば、関西や九州などにも広げたい」と意気込みを語る。

 もう一つの大きな変革は、外国人労働者問題だ。改正出入国管理法が成立したが、大枠は決まっても、各論でどのような運用になるのか予断を許さない。

 「ただ、間違いなく日本の雇用の大きな転換点にはなりますので、その中で私たちにできる役割を果たしていきたい」

 既に世界的な規模での労働力の争奪戦が行われており、後れをとれば優秀な人材を他国に奪われることになる。「世界で戦っていく上では、外国からの労働力受け入れは避けて通れないと思います」

 併せて高齢者、女性、障害者など、潜在的な労働力の掘り起こしにも力を入れる。特例子会社「CDPフロンティア」は、シイタケやイチゴ栽培を通して障害者の雇用、就業訓練に取り組む。また、宇都宮市の委託事業として、シングルマザーの就労支援事業も手掛けている。「これらで全てが解決できるとは思いませんが、今できることをしっかりやっていきたい」。働き方改革が言われる中、人材派遣会社は企業の根幹ともいうべき人材確保の重要な「パートナー」となった。

 「人と関わるやりがいのある仕事。ぜひ一緒に日本の将来をつくってほしい」と若い人たちに呼び掛ける。