「鯉の明神様」神社の池にコイ放流 小山 茨城の男性が77匹寄贈

 【小山】「鯉(こい)の明神様」として知られる高椅(たかはし)の高椅神社の「千年の池」で17日、コイの放流式が行われた。コイは茨城県結城市曽我殿台、下山田通(しもやまだとおる)さん(84)が寄贈。氏子や地域住民らが赤や白、黒など色とりどりのニシキゴイ77匹を放ち、泳ぎ回る姿を見て楽しんだ。

 同神社は1029年、境内の井戸から大きなコイが飛び出し天皇に献上したという言い伝えがあり、コイは地域の守り神とされている。

 下山田さんは約40年、自宅の庭でコイを育ててきた。高齢となり手放すことを考え始め、全てのコイが育てられる規模の池がないか探していた時、偶然立ち寄った同神社がコイに縁があるとともに環境の良い池も整備されていると分かり、寄贈を打診。氏子や地域住民らが2週間以上かけて清掃などの受け入れ態勢を整えた。