エンタメウエディングへ

 

 欧州の食と文化を結婚式に取り入れる「ガストロノミーウエディング」を提案。「地産地活」をテーマに地元の食材とフランス人シェフを融合させたり、天気の良い日は屋外で結婚式を行う欧州に習い、教会の中庭などを使用した結婚式を実施している。「雨の心配もあるため、室内の会場も同時に抑えておくなど大変なこともありますが、何より新郎新婦、ゲストの皆さんが喜んでくださいます。昨年はおもてなしの仕方が変わるなど、チャレンジできた一年でした」

 近年、結婚式を挙げる人は減少傾向にある。「結婚後には旅行や新生活が控えているため、結婚式にお金を掛ける意味があるのかと、冷静に判断されているのでは」と分析する。本来、結婚式の意味は、“感謝とお願いの場”とされているが、「今年はそこにプラスして、ゲストが楽しめるエンターテインメント要素を取り入れたウエディングをしていきたい」と展望する。例えば、司会進行をプロの芸人やエンターテイナーに依頼、プロの演奏家が披露宴を盛り上げたり、サービススタッフがダンスをしたりと、「プロの方たちと一緒に、ミュージカルのような披露宴の演出を企画している」という。

 ドリンクや料理へのこだわりも強い。結婚式に携わるスタッフ数も多く、きめ細かなおもてなしが好評を博し、口コミサイトの結婚式場ランキングでたびたび1位を獲得している。「こうしたこだわりは一見すると分かりづらいようで、それをどうお客様に伝えていくのかが今後の課題です」と受け止める。

 昨年9月にホールディングス体制となったのを機に、「やってみなはれ」というスローガンを掲げた。「自分がやってみたいことは、自ら進んで行動してくれるはず。そこに“経験”という価値を付けていけばいい。未来をつくるのに先輩も後輩も関係ありません。スタッフには、やりたいことを思い切りやってもらいたいですね」と未来を見据えた。