地域通貨と交換、間伐材の搬入が前年度から2割増 矢板

 【矢板】山林の間伐材を地元商店で使える地域通貨券と引き換え、山林の荒廃解消と商店街の活性化を目指す「木の駅プロジェクト」で、2年目の本年度は前年同期を2割上回る600トンに達したことが、同プロジェクト実行委のまとめで分かった。制度利用者数は約20人で初年度と横ばいであることから、利用者の活動意欲向上が要因。地域通貨券は300万円ほどが地元商店で利用された。

 プロジェクトは、森林所有者や所有者の許可を得た出荷者が間伐材を片俣の民間チップ化工場に搬入すると、1トン当たり5千円の地域通貨券と交換できる仕組み。券は賛同した市内の商店で使用できる。

 間伐材は年中受け入れるが、券は山の手入れが始まる8月から規定額を発行。規定額に達した後は、額面は安くなるが現金での支払いとなる。