業界初「新築住宅の通販」

 

 洋館家本店が主力としているのは「住んで良し」「貸して良し」「借りて良し」の住宅だ。

 「一戸建ての賃貸というのは昔からありました。洋館家本店が目指しているのは、借りてはいても『マイホーム』と胸を張れる住宅です。低価格でも品質を落とさない。洋館家の商品は2020年の省エネ基準に適合していますし、さらにその先の2030年に国が目指す住宅の水準をほぼクリアしています」

 「買えないから借りる」が全てではなく、「一生借りる」というニーズに応えられる物件であれば「最初から一戸建て」という選択をする人も少なくないと捉える。

 「もちろん需要が高く供給が少ないからといって、一戸建てなら何でもいいというわけではありません。集合住宅同様、品質と立地が大切です。地形が悪くても玄関の方向がどちら向きであろうと建てられるのが当社の商品の特長ですが、だからといって借り手がつかない場所には建てません」と説明。さらに「誰かが損をすることで誰かが得するという相反利益では商売は長続きしません。賃貸住宅経営で言えばそれに関わる貸し手、借り手、作り手の三者の共存利益を追求していかねばならないと考えています。それが経営理念の一つであり私の信念です」と力を込める。

 多様な住まい方があるならば、多様な貸し方もあるべき。住宅産業も高度経済成長期のビジネスモデルから脱却し、新しい売り方を創っていくべきとの持論を展開する。

 洋館家グループでは今年、業界初となる「住宅の通販」を予定しており、全国的に大きな話題となりそうだ。「洋館家グループが販売する住宅は全国統一価格なので栃木でも北海道でも沖縄でも本体価格は仕様も品質も同じです。ですから住宅も通販で販売することを可能にしたのです」

 「住宅新時代」の幕開けにふさわしい一年が始まる。