ニーズ探り満足度向上

 

 「お客様のニーズに応える」という目標は、メーカーとして最大の責務となる。たばこメーカーにとっては年々強まる国民の健康志向や、健康増進法の改正などもあり置かれた環境は依然厳しい。しかし、加熱式たばこの登場によって、選択肢は広がっていく。

 「加熱式たばこは、燃やさないため、たばこの煙が出ず、ニオイが大幅に低減されています。また、灰も出ません。『たばこを吸われる方と吸われない方が共存する社会』の実現に貢献しうるもの」と期待を寄せる。

 JTが加熱式たばこを全国展開してから、半年が過ぎ紙巻たばこ換算ベースで、18億本を販売した。「すでに多くのお客様に届いています。今年は二つの新商品を投入します。お客様に多様な選択肢を提供し、さらなる満足度の向上に努めます」。従来の低温加熱型だけでなく、高温加熱型の商品も開発し、市場に投入していく予定だ。「今後も喫煙と健康に関する意識の高まり、規制の強化など、たばこを取り巻く環境の変化は予想されますが、社会の要請を鑑みながら柔軟に対応していきます」

 宇都宮に赴任して丸2年、その間、栃木県ではプレイベントを含む「本物の出会い栃木」デスティネーションキャンペーンが開催された。そこで感じたのは「観光、歴史、文化、食など、栃木県はとても魅力があり、豊かな地域」ということ。今後も、外国人観光客の増加や、たび重なるスポーツイベントなどが続いてゆく中で「これまで以上におもてなしの心が必要になるでしょう。これからも地域の皆さまのお役に立てるパートナーでありたい」と言う。

 観光地や飲食店では喫煙所の開設、分煙の手法など、たばこに関して早めの対応が必要となる。「その際は、ぜひ私どもにご相談ください」と笑顔で話す。良き企業市民として、あらゆるニーズに応える用意はしてある。