幸せ追求の住まいづくり

 

 「家に帰れば、積水ハウス」のCMで有名な積水ハウスは、「人生100年時代」に向け、従来の住宅の価値感である「安全・安心・快適」に加えて「幸福」の追求を強く打ち出している。日光市(旧今市市)生まれで、昨年4月に着任した北関東営業本部長も、初めて迎える新年に「私たちは、家を建てた方はもちろん、近所や地域の方たちにも『幸せ』と思ってもらえる仕事をしていかなければなりません。住宅を通して社会の課題や将来の問題の解決に貢献していきたいと考えています」と決意を新たにする。

 積水ハウスの経営指針に「環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)」を重視する「ESG経営」がある。北関東営業本部内では、昨年9月からシャーウッド(木造構法)に地元の「日光檜(ひのき)」を積極的に採用することで、地産地消の推進、林業の活性化など「E」(環境)に大きく貢献。「今では約90%が採用物件です。他にも省エネ、創エネ設備を駆使してエネルギー収支をゼロにする『グリーンファーストゼロ』をはじめ、さまざまな環境保護の取り組みをしています」と胸を張る。

 一方、「S」(社会)では昨年11月、米国ホテル大手と共同で2020年秋以降、本県を含む5府県に「道の駅」隣接のロードサイド型ホテルを1千室規模で開業すると発表。県内は宇都宮、日光、茂木の3市町が対象で、本県関係者は地域活性化の起爆剤として期待している。

 昨年から住宅の保証体制を変更し、画期的な30年間の無償保証・無償点検を実現。「住宅は建てて終わりではなく、建てた後が勝負だと思っています。住宅は商品としてのスパンが長いのでリピーターにならないとよく言われますが、私は良い建物を建てて良いアフターケアをすれば口コミで紹介が増えるという考え方です。それが他社との差別化につながると信じています」と熱く語る。