新たなる成長ステージへ

 

 1977年の会社設立以来、施設とその環境を安全かつ快適に保つことを使命とし、大型商業施設やオフィスビル、病院、学校などを対象に「清掃管理」「設備管理」「警備」「省エネ」といった建物全体のメンテナンスと価値創造を担っている。イオングループの一員となって昨年10年の節目を迎え、「極めて社会的な責任の重い会社になったことを自覚し、新たな成長ステージに向けて取り組んでいきます」と力を込める。

 メインの清掃管理業務では、新分野への挑戦が目立つ。その一つが、手作業での清掃が非常に困難とされるエスカレーターのステップ清掃だ。「主に商業施設や病院などで昨年9月から本格的に取り組んでいます。設置場所による汚れ方の違いとそれに適した道具などについて検証を重ね、清掃手法を確立したので、品質およびコストの両面でお客さまに貢献し、さらなる拡大に結びつけたい」と事業の変革を推進する。

 また、飲食店の厨房では、床の清掃だけでなく、調理器具や、まな板、包丁といった道具に及ぶまで衛生的に管理する取り組みも始めている。さらに、深刻化している人手不足への対応として清掃ロボットも試験的に導入しているという。「清掃は床を拭くイメージが強いと思いますが、私たちは常にその先を目指しています。清掃を深掘りして進化させていき、結果として、私たちにしかできない専門分野に特化していければ」と、さらなる新分野への挑戦にも意欲を示す。

 スローガンに「カスタマーファースト」「街と人を、もっと笑顔に。」を掲げる。「お客さまがお気づきでないものを提案し、お困りのことを解決していくことで私たちも成長していきたいと思っています。併せて、地域密着をキーワードに、地元の協力会社とのネットワークをより強固なものにして人材不足を補いつつ、地域活性化に貢献していきます」と地域産業としての変わらぬ理念も強調する。