毎日おいしい惣菜提供

 

 昨年リニューアルオープンした宇都宮市の簗瀬平成通り店は、入口のドアが開くと、すぐに惣菜売り場。惣菜が並ぶ白い棚は明るくピカピカに磨かれている。

 「お客様の惣菜に対するニーズが益々高まっています。今夜のおかずに困った時、たいらやを思い出していただけるよう、毎日違った発見があったり、オリジナル性が高くておいしいものをご提供する努力をしていきます」

 働く主婦や独身世帯の増加、さらに「調理に手間や時間をかけられない」「食品のロスを出したくない」といった消費者のニーズに着目し、惣菜部門を強化した。外部に発注する惣菜は全体の30%を切っており、インストアでの手作りにこだわる。

 たいらやは、栃木県内で26店舗の地域密着型スーパーマーケットを展開。近年、スーパーマーケット業界は、コンビニやドラッグストアに押され、さらに今年は消費税増税に伴う、コスト増という逆風にさらされる。

 「売り上げアップのためには、お買い得感のある価格、鮮度の追求、品質の向上と丁寧な商品作り、発注の精度を上げて商品回転率を向上させることが必須と考えています」

 難しい課題は少なくない。しかし、5年前に社長に就任して以来のモットーである「地域密着」「お客様第一」を貫きながら、新店舗による売り上げ拡大というチャレンジを続ける。

 さらに「働き方改革」が叫ばれる以前から、従業員の残業時間の短縮、有給休暇の消化を促すなど「従業員が満足できる環境づくり」にも力を注ぐ。