不動産活用で地域に貢献

 

 ランドグランという社名には「偉大なる(グラン=スペイン語)大地(ランド)」という意味を込めた。生かされていない土地に新たなテナントを誘致し、不動産賃貸事業を進めてきた。「何もなかった地域に、コンビニエンスストアができるだけでも地域が明るくなるでしょう。そのように不動産を通じて地域に活力を与え貢献していきたい」と話す。

 従来は不動産売買事業を行っていたが、2012年から不動産賃貸を事業の新たな柱に据えた。「売買事業は現状維持で、賃貸事業を拡大していきます」。現在抱える賃貸不動産は約70億円規模で、年間の家賃収入は約7億円。一方の不動産販売は年間約3億円の売上利益となっており、賃貸事業が大きく上回っている。

 賃貸事業の概要は、土地を購入または借地し、テナントの希望する建物を建て、15年~30年の長期賃貸借契約を結ぶビジネスモデル。「テナントのニーズに応じて、土地だけ貸すケースもあります」。現在取り組んでいる業種はコンビニ、ドラッグストア、スーパー、ホームセンター、飲食店、ガソリンスタンド、カーディーラー、携帯ショップ、コインランドリーがあり、商業施設以外では、老人ホーム、住宅展示場、営業所などがある。今後オープン予定の業種にはクリニック、ホテル、フィットネスジムも控える。今年は小山市内で約4千坪(約1万3千平方メートル)という大規模な土地の開発案件が動きだす。「どんなテナントを誘致するか、単独か複合か、本年度中に確定させたいと思います」。さらに、県外への進出も視野に入れ、現在は群馬県内の開発案件を検討している。

 昨年後半、経営理念を熟考し「社員及びその家族の物心両面の幸福を追求すると同時に、仕事を通じて人格を高め、人の役に立ち、社会に貢献する」と策定した。「より一層、土地を有効活用し、関係者の皆様をより豊かにしたい」とまい進する。さらに「今年は年男、飛躍の年にしたい」と意欲を見せる。