信頼の確立目指し45周年

 

 JU栃木を形づくる二つの団体、県中古自動車販売協会は昨年、県中古車販売店商工組合は今年で45周年を迎える。「自動車業界はいま、100年に一度と言われる激動の時代にあります。IT化による自動運転、電気自動車などの技術革新、若い世代を中心に広がる自動車シェアリングといった自動車離れなど変化の渦中にあります。人口減少、少子高齢化でパイも小さくなる中では競争の激化が予想されます。われわれは公正な競争を通して一般ユーザーの満足度を上げ、業界の健全化のためにこれからも努力していきます」

 公正な取引でユーザーを保護し、満足度を上げる「適正販売店」や「中古自動車販売士」の認定資格取得を会員、組合員に推奨し浸透を図ってきた。「これからも積極的に会員の皆さんの認定に努力していきたい。中古自動車という商材を取り扱う業界の信頼性を高め、一般消費者の方に中古車を安心して購入いただける流れを作っていきます」

 県内の適正販売店の認定取得は全国でもトップレベルにある。県内の協会員203事業者、商工組合員約160事業者の中で、適正販売店は現在県内に44社57営業所。県内の中古自動車販売士は約230人に上る。1973年に全国で38番目の協会として発足し、中古自動車業界の近代化、取引慣行の適正化を図るなど指導的役割を果たしてきた。商工組合は74年に全国で第1号の中古自動車販売の商工組合として認可され、適正価格と流通を整備してオートオークションなどの経済事業を展開。オークションは宇都宮市上欠町にある約3万平方メートルの広大な会場で行われており、昨年1年間で約3万7500台を扱ってきた。「オークションは現在年間50回の開催で1開催あたり平均750台を取引しています。JU栃木という組織の存在価値は高まり、中古車を取り扱うこの業界も実業として社会的に認知されてきました。地域への社会貢献活動にも積極的に取り組んでいきたい」