社会変化への対応力育成

 

 急激に変わりゆく社会に対応できる人づくりを目的に、国が進める教育改革の本格実施が目前に迫っている。2020年度には新学習指導要領に基づき、小学校で英語教育の拡充やプログラミング教育が導入されるほか、「大学入試改革」の一環として、センター試験に代わる新テスト実施も予定されている。

 「この20年間でもスマホの出現などさまざまな変化がありましたが、今後の20年はさらに激しい変化が予想されます。未来のつくり手である子どもたちが、自立して社会に貢献していくために必要な力とはどういうものか。そこをしっかり見極めながら本格的な取り組みをスタートさせる一年になります」

 教育改革への対応は着実に進んでいる。昨年4月から全校で導入している「小学英語」には「絵本などを使った多読を中心に、音声に合わせて声を出して読むパラレルリーディングやシャドーイングを行っています。英文の意味は分からなくても絵を見てイメージしながら読んでいく中で、点と点が結ばれるように英語が言語として頭に溶け込んでいけば」と期待する。

 また、個別指導Axisでの「ロボットプログラミング講座」にも「機材やパソコンを使うだけでなく、紙の上でも論理的に考える力を身に付けてもらいたいと考えています」と手応えを感じている。

 本年度の成果を踏まえ、今年4月からは中学生にも英語のスピーキングやヒアリングを主体とした新教材や、ロボットプログラミング講座を導入する予定だ。

 教育改革に的確に対応する一方で、「社会情勢がどのように変化しようとも、子どもたちに寄り添い、共に目標に向かってまい進していく姿勢に変わりはありません」と揺るがぬ信念を口にする。「社会に出て必要となる精神面を鍛える場は、スポーツや武道に限りません。私たちは勉強もその一つの方法になり得ると信じています」