健康づくりで社会に貢献

 

 2020年には施設を立ち上げてから25年を迎える。この間、「私たちビッグツリーは、人間だれもが大切に考えている心身の健康に役立つ、快適で楽しく、リラックスできるサービスと空間を提供いたします」との企業理念を掲げ、「健康を通して社会に貢献する」という姿勢を貫いてきた。超高齢社会に突入した今、健康で長生きする「健康寿命」を延ばすことが国家的な要請ともなり、「ますますその重要性は高まっている」とする。

 この基本的な考え方に立った上で、「変革と即応」の大切さを説く。「『応変』と『個客』がキーワードになると思っています。企業が生き残っていくためには環境に即応して変化すること、そしてお客様の声をしっかりと聴いてニーズに応えていくことです」と強調。変革、マーケティング、ブランディングをさらに強化する年にしたいと語る。

 一方で、24時間営業の小規模クラブが全国各地で次々にオープンするなど、総合スポーツクラブにとっては厳しい時代になってきたとも分析する。全国各地の中堅のスポーツクラブの経営者でつくる「QCN(クオリティクラブネットワーク)」の会長を務めているが、意見交換の中では「地域に根差した施設として、人と人とのつながり、コミュニティーをつくる役割を大切にしようという方向性で一致しています」

 現在、県内にコンセプトが異なる6施設を構えている。それぞれに設備や最新の機器類を備えていることはもちろん、多彩なプログラムをそろえていることが大きな特長だ。スタジオやインドアバイクを使ったプログラムに、北関東初となるVR映像を使ったプログラムを1月から加える。その時々の状況をみながらプログラムの変更を続けている。

 今春にはもう1店舗開店する。基本的なコンセプトを組み立てている最中だが、「地域社会が求めている施設にしたいと考えています」。地域密着の姿勢が揺らぐことはない。