選ばれるパートナーに

 

 超高齢社会を現代の構造的な問題と捉え、コンサルティングを価値あるものにするために相続・事業継承対策のニーズへの対応に力を入れる。「まずお客様の悩みやニーズをお聞きした上で、それに対するソリューションをご提供していきます。資産寿命を延ばすためには長期投資などが有効です。野村證券には資産設計ソフトがあり、お客様の情報をインプットすれば資産寿命を視覚的に見ることができます」

 国内の家計における個人金融資産(昨年6月末データ)は1848兆円、そのうち971兆円(52.5%)が預金とされる。日本ではまだ本格的に投資へ資金が回っていない状況だ。米国の強硬的な外交・通商政策、中国の経済成長減速、欧州では英国のEU離脱などから不確実性が残るが、一方で、先進各国の失業率が下がり、世界経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は良好という。「日本企業の収益性は確実に上昇しており、今年も最高益を更新する企業がたくさん出てくると思われます」と分析する。

 「ハートフルパートナー」という専門の担当者を支店に配置して相続や遺言信託、遺産整理業務などのサービスの充実を図っている。「ゆとりたいあ」は、ゆとりあるセカンドライフを実現する退職前後の資産設計や運用のサービスだ。情報通信が進化する社会構造変化に対して「対面営業がメインの野村證券が選ばれるために、資産形成層となる次の若い世代の方に投資をもっと身近に感じていただける仕組みづくりを行っています」と説明する。

 目指すのは「お客様の信頼と満足度を高めることでビジネスを拡大して多くの人に必要とされる金融機関」だ。「お客様のことを知らずに商品のご提案はできません。支店では『すべてはお客様のために』という基本理念の下で変革に挑戦しているところです。お客様に選ばれる真のパートナーとして“今”以上の“未来”を目指します」