躍動する職場づくり推進

 

 全国6万7千社、県内では1800社の経営者が家庭と会社を良くして、地域発展に寄与することを目的として組織する倫理法人会。「倫理法人会憲章」「活動指針」「会員心得」を実践規範に掲げて活動する。

 憲章では倫理法人会活動の意義と目的を定義。その下に5項目の活動指針を掲げる。2019年度はその中の「明朗・愛和・喜働の実践により、躍動する職場づくりを推進する」をテーマに活動する。

 その主な活動の一つが、県内にある19の単会(市や町にある倫理法人会)で週1回、早朝6時から行っている「経営者モーニングセミナー」だ。「『朝を制する者は人生を制す』と言います。週1回のモーニングセミナーで夜型から朝型への健全な生活習慣が身に付きます。トップが変われば社員も会社も変わります。ぜひ出席してほしいですね」と話す。

 また、19年度に特に力を入れるのが、毎月配布される冊子「職場の教養」を使った朝礼の実践だ。「職場の教養」は人と人、人と自然や物の関わり方を分かりやすいコラムで紹介している。「わずか1日15分の朝礼ですが、週に換算すれば75分、1カ月で5時間、1年では60時間にもなります。これが教育の場になり、経営理念の浸透や全社員の心の在り方を学ぶことができます。『人財』の育成にもつながっていきます。倫理法人会ではこの朝礼を『活力朝礼』と呼び、躍動する職場づくりを推進しています」

 企業のコンプライアンスが叫ばれる今こそ、「職場の教養」を使った朝礼の実践を広げていきたいと言う。会長に就任して2年目を迎え、その思いは強まっている。「かつての名門といわれた大企業の不祥事は日本の信頼を大きくおとしめています。『企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を』をスローガンに活動を展開していきたい」。今年4月には宇都宮と県北、県南の3カ所で「活力朝礼発表会」を開き、未会員企業にも参加を呼び掛けていく。