「営業革新」さらに広げる

 

 「住宅業界における営業革新」と銘打ち、セキスイハイムグループとして全国に先駆けてオープンした「セキスイハイムミュージアム栃木」は1月で1周年を迎える。

 「おかげさまで当初の予想を大幅に上回る3200組の来場がありました。ご来場いただいたお客様にセキスイハイムの家づくりの考え方、そして家づくりに本当に大切なものは何かを感じ取っていただければ幸いです」

 住宅展示場でしか顧客との接点を持たなかった業界で、プロジェクションマッピングやデジタルサイネージ、MX4Dなどの最先端技術を駆使し、見る人の五感に訴える同施設は、全く新しい住宅営業手法の一つと言える。さらに単なる営業拠点に留まらず、「昨年は、リクルートにおける会社説明会をこのミュージアムで開催しました。施設を見学した多くの学生さんに当社の企業理念を理解していただき、採用は非常に順調に行うことができました。最近では近隣の小・中学校の職場体験や社会科見学にもご利用いただいています」と、今後のさまざまな可能性を示唆する。

 県内に居住する2万4500超のユーザーにも順次、施設を見学してもらう予定だ。「入居者にもこのミュージアムの見学を通して、セキスイハイムの良さを再認識していただく。今後も定期点検やリフォームを通し、60年サポート体制をより充実させることで、次の世代にわたる末永いお付き合いをさせていただきたいと考えています」

 一方で「働き方改革が求められる社会情勢の中、住宅業界も従来のマンパワー頼みの体質から脱却していかなければならないと考えます」と社内改革にも意欲を示す。

 今年は、消費増税や元号変更など住宅業界においても大きな波が予想される年。「変化の激しい市場状況の中でも住宅の本質である普遍的なものを大切にして営業展開をしていきます」と力強く語る。