継続と進化さらに推進

 

 プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグに参戦し、2年目を終えた栃木県民球団「栃木ゴールデンブレーブス(栃木GB)」。今シーズンは捕手の内山太嗣(うちやまたいし)選手がNPB(日本野球機構)ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズに育成1位指名された。また、栃木GBで現役を引退した元読売ジャイアンツの村田修一(むらたしゅういち)氏がジャイアンツコーチとしてNPB復帰を果たした。「球団の目標の一つを達成することができました。内山選手には一日も早く支配下に上がってほしい。村田さんは球団の若手に技術だけでなく、野球人としての生き方を惜しみなく教えてくれました。巨人でもいい若手を育てることでしょう」と話す。

 18年シーズンが始まる前、ホームゲームの観客動員数の目標を「5万人」と設定した。17年シーズンの観客動員数3万852人を大きく上回る設定だが、村田選手の加入や冠試合などを行ったほか、鹿沼市や矢板市の球場で試合を行うなどの運営が功を奏し、5万491人と目標を達成した。18年シーズンについて「たくさんの人に応援してもらいました。会員制交流サイト(SNS)での呼び掛けや宣伝カーを巡回させるなど草の根的な活動も効果的でした」と振り返る。

 村田、内山両選手の他、元ヤクルトの飯原誉士(いいはらやすし)選手などの活躍で、前期戦5位、後期戦3位と17年シーズンよりも順位を上げた。「2年目も苦戦しましたが、一歩ずつ上がっていくことが大切ですね」と言う。

 19年シーズンは高根沢町出身で千葉ロッテマリーンズに所属する岡田幸文(おかだよしふみ)氏をコーチとして招く。観客動員数の目標数値もさらに増やす予定。地域貢献活動の開催回数も120回以上と設定した。そのためにも県央、県北地域での試合開催をさらに進める。「野球を通じ、子どもたちや地域に夢と感動を与えるのが球団の理念です。この理念の『継続と進化』をさらに進めていきたい」と語った。