ピアノでアジア大会金賞 宇大付属小2年の五月女さん

 【宇都宮】宇都宮大教育学部付属小の2年五月女心奈(そうとめここな)さん(8)=宇都宮市清原台3丁目=がこのほど、川崎市内で開かれたピアノのアジア大会「第19回ショパン国際ピアノコンクールinASIA」小学1・2年生の部で金賞を受賞した。自宅での猛練習を見事に結実させ、全国各地から集まった児童の中でつかんだ栄冠。「最高に気持ちよかった」と喜びを語っている。

 大会は1月中旬に行われ、世界レベルの優れた演奏家の発掘・育成を目的とし、ショパンの故国ポーランドなどで活躍する著名ピアニストらが審査員を務めた。同部門には地区予選、全国大会の通過者のほか、香港、シンガポールの児童も参加し、80人が演奏力を競った。

 心奈さんは姉里奈(りな)さん(14)の影響などで5歳のころからピアノを始めると、1年もたたずに県内の大きな大会で入賞、頭角を現した。

 しかし、昨年11月の県ジュニアピアノコンクールでは、表現が大げさになり入賞を逃すことに。

 心奈さんの友人が1位になったこともあり「悔しい。今のままではだめ」(心奈さん)と、自分の奏でる音を聞きながら冷静に演奏することを意識し始めた。アジア大会前には「気づいたら夜になっていた」ほど集中して猛練習を積み、「いつも緊張する」という本番でも課題曲をほぼ完璧に演奏しきった。