お試し出店用の屋台製作 地元での開業促進へ 足利の市民団体

 【足利】鑁阿(ばんな)寺や足利学校周辺の石畳通りの商店主や住民でつくる市民団体「いしだたみの会」はこのほど、市内で店舗開業を検討している人に貸し出す屋台を製作した。実際に店を構える前に試行的に出店できる機会をつくることで、市内での開業促進を目指す。大竹均(おおたけひとし)会長(67)は「『店を持ちたい』という若者のチャレンジの場を増やしていきたい」と話している。

 屋台の製作は、2017年度の「市『市民力』創出協働事業」の一環として、市が同会に50万円で委託した。同会の40代の店主が中心となり、出店希望者も交えて2度のワークショップを開催。形や大きさ、機能などを議論し、製造は都内の家具メーカーに依頼した。

 屋台は幅約1・2メートル、高さ約2メートル、奥行き約60センチで、3台製作した。屋根や支柱は取り外すことができ、販売台の側面や屋根にもフックをぶら下げるなどして商品を陳列できる。

 屋台は今後、原則として石畳通り周辺に出店を計画する人を対象に、月1回程度貸し出す。次回は4月7日に出店する予定。(問)雑貨販売「マザーツール」0284・22・3144。