「災害に強いとちぎに」決意新た 栃木県、東日本大震災7年の式典

 東日本大震災から7年となった11日、県は「とちぎ防災の日」記念式典を県総合文化センターで開いた。県や市町、消防関係者ら約500人が出席し、震災犠牲者を悼むとともに、防災への決意を新たにした。

 福田富一(ふくだとみかず)知事は「全ての県民が安全に安心して暮らせる地域を目指し、災害に強いとちぎづくりに全力を尽くす」とあいさつ。小林幹夫(こばやしみきお)県議会議長は昨年3月の那須雪崩事故に触れ、「県民の生命財産を守ることを最優先に、防災・減災対策に取り組む」と話した。

 式典には避難者の交流組織「ふくしまあじさい会」のメンバーと県内の被災者代表も出席。那須烏山市の仮設住宅で代表を務め、現在は民生委員として活動する同市田野倉、曽根原勉(そねはらつとむ)さん(69)は「子どもたちには経験を語り継いでほしいし、大人には震災前と同じ普通の生活ができるようになってほしい」と願った。