茂木のミツマタ群生地、シーズン目前準備着々 協力金募り維持管理へ 町と協議会

茂木のミツマタ群生地、シーズン目前準備着々 協力金募り維持管理へ 町と協議会

 【茂木】4月からの大型観光企画「栃木ディスティネーションキャンペーン(DC)」を前に、飯(いい)の焼森山麓にあるミツマタ群生地を管理する「焼森山ミツマタ保全協議会(谷中裕一(やなかひろいち)会長)」と町は、観光客の受け入れ準備を進めている。今年からJRと連携して真岡鉄道茂木駅から群生地方面へシャトルバスを運行するほか、群生地入り口で1人200円の「焼森山ミツマタ保全協力金」を任意で募り、維持管理に充てることも決めた。

 焼森山麓のミツマタは2005年の間伐で群生地が見つかり、黄色い半球状の花に光が差す幻想的な雰囲気から「妖精が舞い降りた森」として人気の観光スポットとなった。同協議会と町は昨年、群生地入り口に駐車場を新設したほか、近くの農産物直売所「いい里さかがわ館」から無料シャトルバスを運行するなど受け入れ態勢を整えてきた。

 JRによるシャトルバス運行は、県の2次交通対策支援事業補助金を活用。茂木駅と同館を結ぶルートで道の駅もてぎを経由する。期間は16日から4月9日までで、毎週金−月曜および祝日に1日3往復運行。片道500円(中学生以上)で利用できる。さらに観光客向け駐車場を旧逆川中や福手(ふぐて)、飯の町有地に新設するなど約400台分を確保。旧逆川中には無料シャトルバスの停留所を設ける。

 また保全協力金の導入は、これまで町の補助金や会員の無償奉仕に依存していた観賞環境の整備を継続的に行うため、観光客にも一部負担を求めるのが目的。協力金は群生地の管理や無料シャトルバスの運行、トイレの設置管理などの費用に充てるとしている。