映画「グレイテスト・ショーマン」に出演 宇都宮で幼少期を過ごした小森悠冊さん

 映画「グレイテスト・ショーマン」にただ一人の日本人出演者がいる。宇都宮市で幼少期を過ごしたダンサー小森悠冊(こもりゆうさく)(27)。「この映画を通して、日本の方にも海外で対等にやれているんだと勇気を与えられたら」と語る。

 ヒュー・ジャックマン演じる主人公のP・T・バーナムは19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いたとされる興行師。小森は、バーナムと共にサーカスの一員として活躍する双子役にオーディションで抜てきされた。

 ハリウッド映画初出演だった小森は「今までダンサーとして舞台に立っていた。映画で客席から自分の姿を見るのは不思議な感じ」と明かす。リハーサルから撮影まで約7カ月間。「世界でトップの人間がする仕事を間近で毎日見られたのはものすごい経験。サーカスの映画なのでキャスト全員が家族みたいな感じだった」と振り返った。

 米ニューヨーク生まれ。母の美紀(みき)さんは宇都宮市出身で、海外でも活躍するダンサー。小森は母やマイケル・ジャクソンの影響で、4~5歳のころからダンスを始めた。1歳から小学校1年生まで同市で過ごし、同市泉が丘小に通った。

 高校卒業後に渡米。現在はニューヨークを拠点に世界で活動し、体の大きさの違うダンサーたちと渡り合っている。