古賀志山ハイキング南コース上に落ちた岩=23日午前、宇都宮市内

ハイキングコースからさらに下方に落下した岩

ハイキングコースの階段上に落下した岩

古賀志山ハイキング南コース上に落ちた岩=23日午前、宇都宮市内 ハイキングコースからさらに下方に落下した岩 ハイキングコースの階段上に落下した岩

 【宇都宮】市北西部の古賀志山(583メートル)山頂付近から、大人の一抱え以上もある岩が崩落し、ハイキングコース付近に落下していたことが、27日分かった。NPO法人「古賀志山を守ろう会」(池田正夫(いけだまさお)理事長)は、登山者に落石への注意を呼び掛けている。市は、注意喚起の看板製作を急いでいる。

 池田理事長によると、今月20日、登山者から同会に連絡があった。同会が現地を確認したところ、岩は山頂から南方に張り出す通称「南陵」から落下したとみられる。岩は大きく三つに割れ、最大のものは直径約2メートルで、ハイキング南コースの階段上にとどまった。他の二つは、コースから約150メートル下で確認された。

 23日にも現地確認を行った池田理事長は「人的被害はなかったが、大事故になりかねなかった」として、市などに相談。市観光交流課は注意喚起の看板を複数作ることとし、同会が設置することになった。設置は1月以降となる見通し。

 古賀志山ハイキングコースは民有地にあるが、市が発行する古賀志山ハイキングマップなどでも紹介されている。南コースのほか北コースなどの登山道があり、同会によると幼稚園児や小学生らも遠足などで登るという。