被災地に「連帯感伝えたい」 メッセージ入りポスター贈る 矢板の元教師ら11人

 【矢板】末広町、元中学校教師小口陽子(こぐちようこ)さん(84)ら11人でつくるボランティアグループ「あすなろ応援隊」は、東日本大震災で被災した岩手県と福島県の小中学校計4校に励ましのメッセージを送る支援活動を、2012年春から年2回続けている。メンバーのうち8人が小中高校の元教師で、子どもの心の支えになりたいと被災地へ思いを寄せる。今月は、卒業式に合わせて祝詞を送る予定だ。

 小口さんは震災直後の11年4月、友人と3人で岩手県大槌町に学用品や衣類、寝具などを届けた。その後12年3月に隊を組織。メンバーは市内在住の元教師を中心に11人まで増えた。

 隊では、1人年2万円を負担。同町大槌学園のほか、メンバーの親戚がいる福島県の広野町広野中、いわき市久之浜第一小、同第二小にメッセージポスターとチョコレートを送っている。これまで各校に10回以上届けた。

 メッセージポスターはB4判やB3判で、卒業式や持久走記録会といった学校行事に合わせて送った。事務局長の岡田孝枝(おかだたかえ)さん(76)は「支援というより『いつでも応援しています』の連帯感を大切にしたい」と説明。学校からはお礼状や児童からの手紙をのほか、児童が育てたサイネリアの鉢植えも届いた。