国福大で卒業式 福島出身の佐藤さん、被災地支援の継続誓う

 【大田原】北金丸の国際医療福祉大で7日、卒業式にあたる学位記授与式が行われた。福島県会津坂下町出身の佐藤千耀(さとうちあき)さん(22)=末広2丁目=は在学中、東日本大震災の被災者支援ボランティアに関わってきた経験を基に、福島市内で就職した後も、支援活動を続けると心に誓っている。

 震災当時、中学校を卒業したばかりだった佐藤さんは、地元の避難所に訪れた多くの避難者を間近に見ていた。「自分にできることが分からず、何もできなかった」と後悔をにじませる。

 その経験から同大に入学後はボランティアサークル「災害復興・対策チーム『あおぞら』」に所属。富岡町から避難し郡山市の仮設住宅などで暮らす町民との茶話会に参加してきた。「同じ福島県民だったのに、町の人たちが語る体験談は知らないことばかりで、泣いてしまうこともあった」。一方で「自分たちの訪問で『元気づけられる』と言ってもらえてうれしかった」と振り返る。