矢場川公民館に文科省表彰 地域と連携、体験学習事業を展開

 【足利】地域住民の学習活動に大きく貢献しているとして、里矢場町の矢場川公民館が本年度の文部科学省の「優良公民館表彰」を受けることが決まった。地元住民らでつくるボランティアグループや地区内の学校や自治会と連携し、農作物の栽培や大だこ作りなど、子どもと大人が一緒に楽しめる体験学習を積極的に実施してきた。同公民館やボランティアグループの関係者は「協力して長年取り組んできた成果が評価された」と受賞を喜んでいる。

 優良公民館表彰は公民館活動の充実や振興を目的に始まり、本年度で70回目。今回は全国の76館が選ばれ、本県では矢場川公民館が唯一選出された。

 同公民館は市南西部の田園地域にあり、豊かな自然を生かした体験学習「やばっこ学びの巣」を展開している。矢場川小の児童らが参加し、年間を通してじゃがいもの栽培などに取り組んでいる。

 2002年に有志らで結成したボランティアグループ「やばっこスタッフ」が公民館職員らと連携し、体験学習に携わってきた。竹を活用した料理やおもちゃ作りなど、ユニークな活動を数多く発案。冬の大だこ制作は恒例となり、市内のたこ揚げ大会では毎年好成績を収めている。