女子ラグビー、小西(国学栃木高)が青学大へ 現日本代表、男子の中で飛躍を目指す

 女子ラグビー15人制の日本代表で、国学栃木高3年の小西想羅(こにしそら)(18)が今春、関東大学対抗戦1部の青学大に進学する。同大の女子部員は現在1人のみで、体格やスピードが違う男子選手と一緒に練習することでさらなる飛躍を目指す。2021年ワールドカップ(W杯)出場を見据えており、「人と同じことをやっても上には追いつけない。男子の中でどれだけ追い込めるか挑戦したい」と話している。

 小西は167センチの体格を生かし、PRやLOなどのフォワードのポジションをこなす。高校2年の16年10月、女子W杯アジア・オセアニア予選で日本代表に初選出。17年8月の本戦メンバーには入れなかったが、本年度は同校の主力として活躍。7人制の全国高校選抜女子大会で初優勝を飾ったのをはじめ、全国3冠を達成した。

 女子ラグビー部は日体大や流通経大などにあるが、「世界の相手は体が大きく、普段からそこを意識したい」と同期と2人で青学大への進学を決意。唯一の先輩はW杯本戦を経験しており、「それも大きな刺激」と闘志を燃やす。同大で練習し、試合は大学生や社会人の混成女子チームの一員として出場する。

 中野区出身。5歳で競技を始めて以来、男女差がない環境で練習してきた。国学栃木高への入学もそこが決め手だ。「うちに女子用のメニューはない。練習を見に来たらいい」。中学3年の冬、同校の吉岡肇(よしおかはじめ)監督の言葉に決意を固めた。