上南摩小でオリジナル図鑑 全校児童が調査、学校周辺の植物100種 鹿沼

 【鹿沼】上南摩小の全校児童が同校敷地内や周辺に植生する植物を調べ、まとめた図鑑がこのほど完成した。鹿沼自然観察会の協力を得て、生活科や総合的学習の時間を使って2年間にわたり行ってきた植物観察の成果を掲載。6年岩本翔生(いわもとかい)君(12)は「花を探して、知識が増えて楽しかった。自分たちの頑張りが人に見てもらえるのはうれしい」と笑顔で話した。

 同校は森林環境学習などに積極的に取り組み、2016年度の県学校関係緑化コンクール「学校環境緑化・学校林等活動の部」で、最優秀賞を受賞するなどしている。図鑑作製のため、同年度から2年間、月1、2回のペースで、同校の周囲約1キロ以内で植物観察を行い、スケッチや一覧表「上南摩小花ごよみ」を作ってきた。

 図鑑はオールカラーのB6変型判で計60ページ。春はホトケノザやカラスノエンドウ、初夏はハキダメギクやツユクサなど、季節ごとに約100種を写真付きで紹介している。うち35種は児童によるスケッチ付き。見つけた場所や見つけやすさ度なども盛り込んでいる。「発見」と書かれたチェック欄も設けられ、今後の授業に活用していくという。

 理科を専門とする1、2年担任の広瀬章裕(ひろせあきひろ)教諭は「子どもたちが図鑑作りを通して、調べることの楽しさを学ぶことができた」と効果を強調した。