「高校生キュレーター」に栗田さん 東京の展覧会で企画まとめ役 足利

「高校生キュレーター」に栗田さん 東京の展覧会で企画まとめ役 足利

 【足利】世界で活躍する若者の育成を支援する江副(えぞえ)記念財団(東京都)が設立45周年記念事業として開く展覧会で、企画のまとめ役となる「キュレーター高校生」の一人に西宮町、高校2年栗田理恵子(くりたりえこ)さん(17)が選ばれた。専門家などと協力し、「ローカルなグローバル」と題して群馬県大泉町で暮らす外国人の若者の日常を写真作品にまとめた。展覧会は26日~4月1日、東京都渋谷区で開かれる。

 展覧会のタイトルは「『びゅー VIEW ビュー』展」。公募で選ばれた高校生が自身の視点や感性を生かし、専門家や芸術家と一緒に「人生100年時代」「国際社会」「心理学」の三つのテーマで作品を作り上げる。

 栗田さんは「国際社会」をテーマに選び、写真家佐々木加奈子(ささきかなこ)さん、難民支援協会ディレクター兼事務局長の吉山昌(よしやままさる)さん、国際協力機構の森田千春(もりたちはる)さんとチームを組んだ。

 昨年6月から会議を重ねてそれぞれのアイデアを出し合い、栗田さんが「キュレーター」と呼ばれるまとめ役となって展示内容を考案。佐々木さんの写真と栗田さん自身も挑戦したナレーションで、移住者の日常にある喜びや苦労、不安を表現する。

 群馬県大泉町は多くのブラジル人が暮らすまちとして知られる。同県太田市のぐんま国際アカデミー高等部に通う栗田さんは、授業の一環で同町のブラジル人コミュニティーが題材の映画を製作した経験もある。「見た人が何かを考えてもらうことが目標」と話す。