子どもの貧困解決、宇都宮の清原・宝木地区をモデルに SUNSUNプロジェクト

 子どもの貧困解決を目指す「子どもSUNSUNプロジェクト」は3日、宇都宮市昭和2丁目のとちぎボランティアNPOセンター「ぽ・ぽ・ら」で報告会を開き、今後の事業計画を公表した。皮切りとして同市の清原中学区と宝木中学区をモデルに位置付け、地域住民と協力しつつ子ども食堂などの拠点作りを進めていく方針を明らかにした。

 報告会には県内各地の福祉関係者やボランティアなど約40人が出席し、竹之木進肇(たけのきしんはじめ)実行委員長らが事業計画を説明した。同市内の25中学区ごとに(1)無料学習支援(2)子ども食堂(3)フードバンク(4)居場所・シェルター−をセットで設置するのを長期的な目標に掲げ、子どもを含め人口増加が著しい清原中学区、ニーズが高いとみられる宝木中学区で先行して着手。地元住民を交えた「地区円卓会議」をそれぞれ開催し、民生委員などの協力も募る方針を報告した。資金の寄付を集める「ファンドレイジング」や、担い手となるボランティア育成にも重点的に取り組むという。