バックス、3日ホームでPO開幕 守備意識の徹底が鍵

 アイスホッケーアジアリーグのプレーオフ(PO)は3日に開幕し、レギュラーリーグ(RL)4位のHC栃木日光アイスバックスは日光霧降アイスアリーナでRL5位の王子と戦う。王子は国内4チームによる「ジャパンカップ」で初代王座に就いた相手。それだけに今回はホームの地の利で2勝先勝し、昨年に続く2年連続の準決勝進出を果たしたい。

 バックスは1日、同アリーナで約1時間、実戦想定の練習を行い、5対5のフォーメーションやパワープレー(PP)の動きなどを確認した。

 王子との今季RLは2勝2敗。RLの最後の連戦は敵地・苫小牧で連勝し、逆転でPOホーム開催権を得た。

 しかしジャパンカップでは1勝5敗と負け越し。5−2で勝利した2戦目以外は、反則などからピンチを招き4失点以上で敗戦。POではチーム全体で無駄な失点を防げるかが勝利の鍵だ。

 主将のFW斎藤哲也(さいとうてつや)は「王子は国内屈指の攻撃力。PP成功率も高い。スコアラーが多いので無駄な反則をせず、守りから入る意識をしっかり持ちたい」と気を引き締める。

 一方、けがで戦列を離れていたFW寺尾裕道(てらおひろみち)、今野充彬(こんのみつあき)、今季ベストDFに選出されたペッテリ・ヌメリンら主力の復帰は朗報だ。特に寺尾裕はジャパンカップの日本製紙戦でハットトリックの活躍を見せるなど上向き。「体のキレは戻った。ゲームの運びに気をつけ、ミスを減らせば王子に勝てる」と古巣との対戦に自信を見せる。

 RL4、5位が出場するファーストラウンドは3、4、6日に行う。先に2勝したチームが準決勝に進出し、バックス−王子の勝者はセカンドラウンドでRL1位のサハリン(ロシア)と戦う。