イチゴを包む耳うどん? 葛生PRへ三セクが新作和菓子 佐野

 【佐野】地域のにぎわい創出を目指す第三セクター「まちづくり葛生株式会社」(広瀬正道(ひろせまさみち)社長)は、仙波地区に伝わる郷土食・耳うどんと、源義経(みなもとのよしつね)の母で同地区で没したと伝わる常盤御前(ときわごぜん)をイメージした和菓子「御前の舞」の販売を始めた。県産のイチゴを耳うどんのような形の米粉の皮で包んだ、おひなさまのような形。同社は「ひな祭りに飾るのもいい。葛生の銘菓となり、活性化の一助になれば」と期待を寄せている。

 常盤御前は、東北に逃走した義経を追って同地区を訪れ、病に伏し亡くなったとされ、墓も残っている。耳うどんをこよなく愛したと伝えられていることから、同社ではこの伝説をテーマに葛生の名物を作ろうと企画した。

 御前の舞は、桃色の皮で白あんの「桃花」と、薄緑の皮で小豆こしあんの「芽吹き」の2種類。直径約7センチ、高さ約6センチ。一対にするとまるで男びな女びなのよう。イチゴのフルーティーさと、甘さを抑えた味わいが特徴。地元の節分祭でテスト販売したところ「かわいい」と評判で、60個を完売したことから本格発売に踏み切った。

 1個250円(税込み)。土、日曜限定各30個で4月中旬まで、同社が運営する葛生東1丁目の葛(くず)の里壱番館「もてなし家 赤部」で販売している。