【那須雪崩事故】遺族らがウェブサイト開設 「思い知ってほしい」

【那須雪崩事故】遺族らがウェブサイト開設 「思い知ってほしい」

 那須町で登山講習会中だった大田原高の生徒と教員計8人が死亡した雪崩事故は27日、発生から11カ月になる。遺族らはウェブサイト「那須雪崩事故遺族・被害者の会」を自ら開設し、事故の再発防止、風化防止を強く訴えている。管理人を務める、亡くなったさくら市氏家、奥公輝(おくまさき)さん=当時(16)=の父勝(まさる)さん(46)は「あの事故はどんな事故だったのか、遺族たちがどんなことを考えているかを、広く知ってもらいたい」と願っている。

 サイトは1月下旬に開設した。勝さんは「『那須雪崩事故』をインターネットで検索すれば、このサイトで事故のこと、遺族の思い、亡くなった子たちのことを、分かってもらえるようにしたい」と話す。

 2月26日現在、19件の記事を掲載している。「家族により、人により、感じていることは違う」(勝さん)ため、それぞれの遺族、被害生徒の保護者らが自ら、自由に記事投稿できる形式にした。

 23日投稿の記事では遺族が「8名もの命が失われています。息子たちの命があまりにも軽く扱われてはいないでしょうか?」と、関係機関への思いを吐露。別の遺族は24日の記事で、県立高卒業式を控え、「息子を3年間、大田原高校に通わせて、きちんと卒業させてあげられない事がとても悔しくてとても残念です」と心情をつづっている。

 URLはhttp://nasu0327.com