鬼の面に矢、悪霊追い払う古式祭礼 小山・白鳥八幡宮【動画】

鬼の面に矢、悪霊追い払う古式祭礼 小山・白鳥八幡宮【動画】

 【小山】鬼の面に矢を放って悪霊を追い払う古式祭礼が26日、白鳥の白鳥八幡宮(はちまんぐう)で行われた。

 白鳥地区内六つの組が毎年交代で行う頭屋(とうや)制の名残を伝える祭り。市無形民俗文化財に指定され、同地区に約450年前から伝わる伝統行事だ。かつては日の出を合図に、頭屋の家から供え物を持った行列が同八幡宮に向かったことから「日の出祭り」とも呼ばれている。

 神事に続いて行われる「鬼面射弓(きめんしゃきゅう)」は、年の初めに鬼(悪霊)を追い払うことで、その年に地域へ災厄が入り込むのを防ぐとされている。

 この日は、下生井小の2、3年生計8人が社会科の学習の一環で参加。ウツギの木で作った弓矢を使い、大人に教わりながら赤い鬼面に向けて矢を勢いよく放った。2年海老沼怜奈(えびぬまれいな)さん(8)は「矢を当てることができて良かった。友達と仲良くしながら楽しい一年にしたい」と話していた。