高速道路逆走、栃木県内で22件 半数超が日光道 料金所ないIC要注意

 県内の高速道路(東北自動車道、北関東自動車道、日光宇都宮道路)で反対車線を走る逆走の認知件数が2017年に22件あったことが、23日までに県警高速隊への取材で分かった。このうち半数超は日光道だった。一般道だが今月4日には佐野市内の国道50号で逆走による死亡事故が発生。県内の高速道路では17年に逆走による事故はなかったが、長距離を逆走し続けた事案もあり、同隊はインターチェンジ(IC)での誤進入などに注意を呼び掛けている。

 17年12月には静岡県焼津市の東名高速道路で逆走の乗用車がトラックに衝突し、男性2人が死亡したほか、同月に佐賀県嬉野市の長崎自動車道でも逆走の軽乗用車とトラックが衝突するなど、全国で高速道路の逆走車事故が相次いだ。

 県警高速隊が認知した県内での逆走事案22件の内訳は東北道6件、北関東道4件、日光道12件で、日光道が全体の約55%を占めた。日光道には宇都宮、土沢、今市など入り口に料金所のないICが五つあり、誤って進入した後、引き返すケースが多いとみられる。

 日光道では17年9月25日夜、埼玉県の80代男性が高速道路の認識がないまま今市ICから下り線に進入。日光ICの料金所を「入り口」と勘違いしてその場でUターンし、下り線を大沢ICまで約13・5キロ逆走し、県警が停止を求めた。