イノシシに関する資料が並ぶ会場

 【那珂川】来年のえと「亥(い)」にちなんだ企画展「亥を考古学する」が来年1月14日まで、小川の町なす風土記の丘資料館で開かれている。縄文時代から現代までイノシシに関係する資料約40点を展示している。

 同館は毎年、えとに焦点を当てた企画展を開催している。イノシシは縄文時代には食物や多産の象徴として扱われた一方で、弥生時代以降は農作物を荒らす害獣と認識されるようになったという。

 会場では縄文時代のイノシシの頭骨や猪形土製品(いのししがたどせいひん)などを紹介。イノシシにまつわる伝説が残る和気清麻呂(わけのきよまろ)を祭る京都市の護王神社や、町特産品の野生イノシシ肉「八溝ししまる」などに関する資料も並んでいる。

 同館は「人間とイノシシの関わりの歴史を知り、現在起こっている問題について考えるきっかけにしてほしい」としている。

 午前9時半~午後5時。休館日は月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始(29日~1月3日)。一般100円、高校・大学生50円。

 (問)同館0287・96・3366。