ブリッツェン、ブラーゼン、栄光への挑戦再び Jプロツアー、24日沖縄で開幕

ブリッツェン、ブラーゼン、栄光への挑戦再び Jプロツアー、24日沖縄で開幕

 自転車ロードレースの国内最高峰ツアーのJプロツアー(JPT)が24日、沖縄県で初開催の「おきなわロードレースDay−1」で開幕する。今季は10月7日までの全22戦で行われ、昨季団体総合2位の宇都宮ブリッツェン、同4位の那須ブラーゼン、JPT参入4年目のホンダ栃木など21チームが参戦。9月1日に渡良瀬遊水地で開かれる「チームタイムトライアルチャンピオンシップ」が新設され、県内では過去最多の計8レースが開催される。県勢の開幕戦や今シーズンの戦いを展望する。

◆4年ぶり王座奪還に全力 宇都宮ブリッツェン◆

 今季、活動10年目となる宇都宮ブリッツェン。スプリンター鈴木龍(すずきりゅう)を新メンバーに迎え、9選手体制で臨む。

 昨季はエース増田成幸(ますだなりゆき)主将の体調不良、若手の日本代表活動の影響で数的不利を強いられ、JPTは4勝のみ。首位に大きく水をあけられ、団体総合は2位に終わった。清水裕輔(しみずゆうすけ)監督は「今季は総合優勝だけを狙う」と4年ぶりの王座奪還に全てを懸ける。

 甲状腺疾患を治療中の増田は復調しつつあり、「苦しんだ分、一つでも多く勝ちたい」と使命感に燃える。エリート1年目で日本代表に選ばれ、アジア選手権男子チームタイムトライアル優勝に貢献したスプリンター小野寺玲(おのでられい)、雨沢毅明(あめざわたけあき)ら若手の活躍も白星を増やす鍵となる。

◆“全員がエース”年間3勝目指す 那須ブラーゼン

 「団体総合3位以内」を今季の目標に掲げる那須ブラーゼン。3年目のスプリンター下島将輝(しもじままさき)を新主将に、若手4人を加えた8人体制で年間3勝を目指す。

 昨年は絶対的エース吉岡直哉(よしおかなおや)がけん引し、JPT第2戦宇都宮ロードでチーム初勝利。年間勝利はこの1勝にとどまったが、団体総合4位と過去最高の成績を残した。

 吉岡が抜けた今季はメンバー全員がエース。それぞれの脚質やコース、レース展開に合わせて勝負に出る作戦だ。主力として期待される下島はオフにスプリント力を重点的に磨き、レース終盤に飛び出せる脚力を身につけた。「まずはJPTで1勝。クリテリウム中心で頑張るが、ロードも狙いたい」と意気込む。