24日に抽選で配布する御朱印を持つ柏倉さん(右側2枚が和紙)

 【佐野】安産祈願などで知られる多田町の賀茂別(かもわけ)雷(いかづち)神社(毛利昭一郎(もうりしょういちろう)宮司)で、パステル画のイラスト入りの御朱印が人気を集めている。竜や花などを淡い色合いで描いた柔らかみあるタッチが特徴で、月1回のペースで配布しており、県外からも御朱印ファンが訪れるという。今月は24日に抽選で配布する予定で、イラストの入った御朱印10枚を用意したほか、今回初めて竜のイラストを飛駒和紙などに印刷して作った御朱印80枚も用意する。

 イラストを描いているのは、手の指を使って描く独自の技法でパステルアートに取り組んでいる小見町、サロン経営柏倉美香(かしわくらみか)さん(49)。以前から親交があった神社を盛り上げようと、6月ごろにパステル画を描いた御朱印を神社と共同制作したところ、思った以上に出来栄えが良く、配布を決めたという。 

 ただ、イラストの原画は制作に1枚当たり2時間かかり、月10~15枚の制作が限界で、御朱印が手に入らない参拝客も出ていた。そこで原画を印刷した御朱印の制作を決め、24日に初めて配布する。印刷紙には江戸時代から続くとされる地元産「飛駒和紙」を使うことで、御朱印の希少性を維持させたという。

 同神社禰宜(ねぎ)の毛利晴喜(もうりはるよし)さん(44)は「現代的なパステル画と伝統ある和紙が御朱印と合わさることで魅力が出た。御朱印をきっかけに神社に関心をもってほしい」と話している。

 24日は正午~午後1時に抽選券を配る。その後、おはらいをした後、抽選会を行う。