3年ぶり増、子育てや観光振興重視 那須烏山市が2018年度予算案 

 【那須烏山】市は20日、2018年度当初予算案を発表した。一般会計は17年度当初比2・5%増の113億2千万円で、3年ぶりの増額となった。私立保育園の園舎改築への支援や企業立地奨励金の増額などが要因。就任後初の予算編成となった川俣純子(かわまたじゅんこ)市長は「『覚悟を持った行財政改革への着手』と『地方創生総合戦略の政策効果の追求』を両輪とし、新たなまちづくりの土台を築き上げるための予算」と位置付けた。

 自主財源比率の低率が続くなど厳しい財政運営の中、18年度からスタートする「第2次市総合計画」に基づき、切れ目のない子育て支援や観光振興、行財政改革などに重点を置いた。

 子育て支援では、烏山保育園(中央2丁目)の園舎改築への支援として2億1200万円を計上。国が3分の2を補助する保育所等整備交付金を活用する。

 新たに産後2週間健診と産後ケアを行う妊産婦健康診査・産後支援事業に1400万円、定住促進住まいづくり事業には1900万円を充てた。

 観光や文化振興では、烏山城の築城600年記念事業を含むジオパーク構想推進事業に990万円、山あげ祭の観光客へのサービス向上などを図る国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産活用推進事業に600万円を盛り込んだ。

 川俣市長が公約に掲げていた行財政改革では、公共施設等マネジメント推進事業費として520万円を計上した。