甲状腺検査を受ける受診者(右)

 【塩谷】東京電力福島第1原発事故当時18歳以下だった町民らを対象にした甲状腺検査が22日、船生の道の駅湧水の郷しおや交流館で開かれ、84人が受診した。3年度目の本年度は、来年1月6日と合わせ173人が受診する予定。2月に検査結果説明会が開かれる。

 検査は、原発事故後に飛散した放射性ヨウ素131が甲状腺がんを引き起こすと言われていることから実施している。検査費6480円のうち3480円は町が助成。専門医が超音波機械を喉に当てるエコー検査で、経過観察や精密検査の必要性を判定する。結果は約1カ月後に郵送する。

 この日は小中学生のほか、年末年始に合わせ県外から帰省した大学生などが訪れた。検査は1人3分ほどで、受診者はあおむけになりながらリラックスした様子で受けていた。

 町保健福祉課の担当者は「1回の検査では安心できないので定期的に行う必要がある。今後も継続して実施したい」と話した。

 検査結果説明会は2月9日午前10時から同道の駅で開く。講師は宇都宮大国際学部の清水奈名子(しみずななこ)准教授で、受診の有無にかかわらず参加できる。(問)同課0287・45・1119。