県内で今月、フロントガラスを霜に覆われた車による交通事故が続発している。県警は、霜が凍結したまま前がよく見えない状態で運転していたことが事故の一因とみて注意を呼び掛けている。

 那須塩原市の市道で6日朝、飲食店従業員女性(21)の乗用車が、路上で交通誘導をしていたパート従業員女性(67)をはね、パート従業員女性は頭などを打ち間もなく死亡した。県警によると、乗用車のフロントガラスはほとんどが霜に覆われ、飲食店従業員女性は霜のないわずかな部分から外をのぞくような状態で運転していたという。

 また栃木市の市道で同日朝、集団登校中の小学4年女児(10)と小学2年男児(8)に後方から来た乗用車が接触したひき逃げ事故でも、県警がドライブレコーダーの映像を確認すると、フロントガラスは霜で前方がほとんど見えない状態だったという。栃木署は8日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)などの疑いで、乗用車を運転していた同市、専門学校生少女(19)を逮捕した。