バス整備費を2割縮減 東野交通、みちのりグループ化1年で相乗効果

 東野バスを運営する東野交通(宇都宮市平出工業団地、手塚基文(てづかもとふみ)社長)がみちのりグループに入り、関東自動車(宇都宮市簗瀬4丁目、同)と兄弟会社になってから1年が経過した。バス整備関係費用で約20%低減するなどグループ化の相乗効果が表れつつある。2年目に向け両社は、重複する区間でダイヤを見直すなどして効率化を図り、浮いた運転士を別の路線に充てるなどして、利便性の向上を図り、利用者増を狙う。

 両社の専務執行役員を務める吉田元(よしだげん)取締役は「1年目は仕込みの時期だった」と明かし、主にコスト面での取り組みを先行させた。東野交通は、みちのりグループの価格情報を基に、部品購入を見直せた。

 関東自動車と東野交通のそれぞれのバス整備会社を、自社だけの整備に限定せず、両社で効率的に利活用し、コスト削減ができたという。新規のバス購入でも価格情報の共有化や仕様の見直しを図り、購入費用を抑制できた。